賃貸物件の退去費用を払わずに済む方法


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おはようございます。和食料理人のKOU太郎です。今回は賃貸物件の退居費用(原状回復費用)についてお話いたします。私は20年間で5回の引っ越しをしてきました、その都度業者と話をしてきました、たいていは、経年劣化で落ち着きます。しかし、中にはごねごねねちねち言ってくる方がいました。でも支払ったことはありません。不動産に精通する友人がいたため回避できたのです、人生には節目節目で引っ越しすることがあります、その際に発生するのが敷金の返却ですがここに落とし穴がある場合があります。知って得する情報知らなきゃ損する情報です。

敷金以上に請求されることもある

賃貸物件には敷金、礼金があります、そもそも敷金とは担保として大家さんに預けておくお金です。そのために滞納がなければ全額返済されます。礼金とは大家さんに対して払う入居させていただきありがとうございます。の意味合いでお礼として支払うお金なので返ってきません。大家さんとの直接のやり取りであれば、トラブルは比較的少ないのですが間に入る業者に問題があるのです、管理会社です大抵は不動産会社で行います、不動産会社では、家賃の5%を管理費として徴収することを収入源としています、しかし、入退時に利を得ようと考える業者もいるのです。ここで狙われるのが、「原状回復費」です、ここぞとばかりに多額の請求される事例もあります、都内に住むAさんは、新築ワンルームマンションを二年で退去することになった、退去時に30万円以上の回復修繕費を請求されたそうです。知識のなかったAさんは高いと思いつつも支払ったとのことでした。

原状回復費とは

原状回復とは、賃借人の原状回復義務であり、民法により2020年に改正されより一層明確になりました。「賃借人は賃借物を受け取った後に生じた損傷について、原状回復義務を負うが、通常損耗や経年変化については原状回復義務を負わない」と記載されています。賃借人が原状回復義務を負う範囲は、故意や不注意、または手入れ不足等で汚したり、壊したりした部分の修繕費用だということが明確化されたのです。特にタバコのヤニや臭い、ペットがつけた柱のキズ等は通常損耗・経年変化に当たらないとされています。これ以前では国土交通省住宅局からから「原状回復をめぐるトラブルのガイドライン」がありましたが、より一層細かく踏み込んだ内容になっています。

実は火事だけの保険じゃない火災保険

賃貸物件契約時にセットで入る火災保険ですが、字を見ると火災とあるために、火事の保険なんだと思ってしまいますよね、確かにセット加入してるから内容を把握してない方多いのでは、実は、かなり広範囲に保証されるんですよ。一般的にその内容は、火災、落雷、爆発、風災、水害、建物外からの物体の落下・飛来・衝突、水漏れなどによる水濡れ、盗難による盗取・損傷・汚損、不測かつ突発的な事故(破損・汚損)などがあります。もし誤って壁に穴をあけてしまった場合も不測かつ突発的な事故として保障されます。ただし、利用できるのは入居時のみです。退居してからでは適用にならないので要注意トラブルの度申請して直すことができます。また火災保険の保険料は車の保険と違っていくら使っても上がらないので、使わない手はない!断言です

原状回復は新品にすることではない。

子供がクロスにクレヨンで落書きをしてしまった、なんてことありますよね。その場合汚してしまったクロスの枚数分だけの原状回復でよいのです。ほかの面との色合いは賃貸人が負担することになっています。その際に残存価値分でよいのです、物には減価償却資産があり時と共に経年劣化のために価値が下がります。壁のクロスの場合6年で残存価値が1円になるため、原状回復したくても一円の価値しかないので、実際には払う必要が無いのです。破損や汚してしまった、、入居年数が八年過ぎた物件については内装や設備について、残存価値は1円しかないので原状回復義務はなくなると考えて良いでしょう。しかし、たばこによる匂いや黄ばみは、経年劣化には当たらないので肝に銘じましょう。

退居通知はいつ出すの?

賃貸住宅を解約(引っ越し)する一か月前に文章で通知しましょう、その際に入居時の状況を指摘しておくことも忘れずに、退居時に立ち会う義務は有りませんので、引っ越しのスケジュールだけ立てれば大丈夫です、業者とのやり取りはメールにしましょう、通話だと証拠として残りづらいのでメールなら履歴が確実に残ります。退居時には写真を撮っておきましょうトラブルを回避するための証拠です。

まとめ

原状回復は借りた当時の状態に戻すことではない、故意・過失によって傷付けた個所は「新品価格を負担しなくてよい」壊れた個所を負担するだけで良い、自分の過失で付けた傷は火災保険で回復できます。こんな情報ですが知っているのと知らないのでは天と地ほどの差が出ます。あなた自身に起きなくてももし周りに困っている人がいれば、助けることができるでしょう、情報が出てきにくいところに巣を食う悪徳業者から身を守りましょう

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